
004話(1-04) パパたちのおそうじ大作戦 :: The Return of Grandma
投稿日 |
: 2014/02/27(Thu) 18:13 |
投稿者 |
: いぬ |
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この頃はまだキャラ設定がきちんとしておらず,男性陣の掃除ベタという展開になっています.
3話に比べると,キャスト同士の息も合ってきた感じがします.
母親役が勢ぞろいするのは,これが最初で最後です.ジェシーの母親は別のエピソードでも再登場します.

I don't really see you eating cereal out of pots with wooden implements, do I?
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:59 |
投稿者 |
: いぬ |
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知覚動詞の see + 主語 の後の動詞は,原型もしくは進行形です.
このような文型は日本人には苦手かと思いますが,ネイティヴ感覚としては that 節でつなぐのが面倒なんでしょう.

Great. After breakfast, why don't we take this laundry (down) to the bay and beat it against some rocks?
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:58 |
投稿者 |
: いぬ |
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洗濯物をどうして bay へ持っていき,岩へぶつけるのか?
ぐぐっていたら,どうやら昔の洗濯の仕方みたいです.岩へぶつけて今でいう脱水をしたんでしょう.
そういえば,昔は洗濯板なんでものもあったようですが,生まれてから一度も見たことがないですね.

A "Sweet and Sour 16 Party," if you will.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:58 |
投稿者 |
: いぬ |
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"if you will" の後には,いろんなフレーズがあてはめられます.
ここでいえば,if you will allow me to name it." でしょうか.
いろいろな文脈上で「いわば,よろしければ,そうですね」などの意味で使われます.

Anyway, I'm cruising home on my Harley. I come to a reat light. I stop.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:58 |
投稿者 |
: いぬ |
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この件の面白いところは,ジェシーが現在形で話していることです.
本来は,過去に起こったことなのですが,聞き手に今まさに起こっているという感じを出すために,現在形を使っていると思われます.
口語ならなんでも許される,ということを示しているよい事例かと.

I love this amphibian.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:57 |
投稿者 |
: いぬ |
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amphibian とはなじみがないですが,両生類です.
あとで,reptile と出てきますが,これは爬虫類です.
ちなみに,カメは学術的には,両生類というよりは爬虫類らしいです.
他には何というのでしょうか.哺乳類は mammal は比較的知られている.
ただ,鳥類は,avian species,魚類は fin と辞書にあります.こういうのって出てこないですよね.
普段は使わないし,いざとなれば birds,fish で何とかなるのでは?

Roast beef comes from turtle?
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:57 |
投稿者 |
: いぬ |
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come from というのは,便利なフレーズです.
"I came from Tokyo." で「東京からやってきました」ですが,これを使えば.
「ローストビーフは,カメからやってきた=カメからできている」という意味になります.
この場合は,食物の由来ですから
"Cheese is made from milk." と同様,from を使う以上は,原型と異なっている意味合いが必要です.

Let's go get Bubba settled.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:57 |
投稿者 |
: いぬ |
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go get は,1話で出てきた and の省略です.
ここでは,get が使役動詞で,Bubba を settle させるとしています.
settle も多義的な動詞です.
問題を解決する(solve)という意味や,住居に住み着くことをいったりしますが,
いずれも,ばたばたしていたコトやモノが落ち着く,という意味合いのようです.

She's coming back to check up on me.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:56 |
投稿者 |
: いぬ |
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check up は,「調べる」などですね.日本語(?)のチェケラ (check it up) もここから.
ただしここでは check me up ではなく,on がついていて,私(me)について点検するというニュアンスになっています.
この on はたぶんなくても通じますが,on がつくことで,「目をつけられる」というニュアンスが出てきます.
単純な文ですが,こういうネイティヴ感覚が難しいです.

Joey, see if you can wedge some detergent into the dishwasher.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:56 |
投稿者 |
: いぬ |
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see if というのは,「〜かどうか」という意味で,口語でよく使われます.
whether A or not という使い方もありますが,堅いので口語ではほとんど使われません.

Grandma's gonna be here in T-minus seven hours and counting.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:56 |
投稿者 |
: いぬ |
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Grandma がくる時点を基準に,そこから 7時間前だといっています.
数学式によくある t-1 時点とかいうあれです.

Tape it.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:56 |
投稿者 |
: いぬ |
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Tape というのは,ビデオテープのことですね.
これを動詞として使って「ビデオテープに撮る」ということです.
しかし,今日ではテープは使われなくなりました.
それでも通じるのか.試しに tape を使ってみましたが,"You mean, record?" と聞き返されてしまいました.
現代ではもう使わないほうがよさそうです.

There's no such thing as Fly Helper, is there?
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:55 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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Fly Helper をググってみましたが,出ませんね.
DVD訳も日本語音声も「ハエの缶詰」になっていますが,カメってハエを食べるのか?それって,カエルじゃないのか?
昔,カメを飼っていたことがありますが,好物はみみずだったと思います(カメの種類によるのかもしれませんが).

Okay, troops ... move out.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:55 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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troop は複数形で使うと,軍隊や軍勢という意味になります.
戦争などで使われる言葉ですが,ビジネスなどでも営業部隊やタスクフォースを troops と呼んだりします.
そもそも,タスクフォース自体が軍隊用語ですし,ビジネスというのは結局,戦争のイメージなんでしょう.

Let's go. Everybody move it.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:55 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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細かくて恐縮ですが,DVD字幕は "Everybody move it." となっており,これだと文法エラー(everybodyは単数なので)のはずです.
しかし,命令形には実は主語を置くことができて,"Someboday clean it!(誰か掃除しろよ)" といった使い方ができます.
つまり,これは文法エラーではなく,主語を伴った命令文なのです.

Look at Bubba. Have you ever seen a turtle that good with kids?
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:54 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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また DVD字幕にケチをつけております.
発音を丸めるジェシーなので,大変聞き取りづらいのですが,
"Have you ever seen a turtle that good with kids?" とは言っていない気がします.
"Have you ever seen a turtle like going with kids?" かなぁ(かなり自信がない).
もっと耳のよい方がいたら,教えてください.

D.J., go put Annie Oakley in her bunkhouse.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:54 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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Annie Oakley とは,米国の女性の射撃名手だそうです.
彼女が住んでいた有名な bunkhouse(宿泊小屋)があるらしく・・・あとはわからん(笑).
米国には,たくさんの「ア」に関する発音があって,
bunkhouse の bunk の発音は bank と同じではありません.
これに苦しむ方は,run と ran(run の過去形)の区別もできません.
口元をみていると,後者は大きく横に口を開くのが確認できます.本当に動かすんですよ.

Isn't he cool? / Pet his head, Gradma. He really likes that.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:53 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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ルールまではわからないのですが,he 扱いする動物と,she 扱いする動物があるようです.
たとえば,犬は he,猫は she が使われる気がします.もちろん,事前に性別を知っていたらそれに従うのでしょうが.
カメは男らしい動物なので(?)he なのでしょうか.
pet に動詞がある(撫でる,可愛がる)ことにも驚きますよね.
いや,たぶん動詞から名詞の「ペット」が生まれたのだと思います.

Hey, back off. He's been noting but nice to you.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:53 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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back off は,「撤退する,屈服する」などのほかに,「発言を撤回する」という意味があります.
もとに戻して(back),見えなくする(off)から,イメージどおりの言葉ですね.
"He's been noting but (to be) nice to you."では,be が繰り返しになってしまうので,略したほうが自然でしょうね.

So why don't we just get out of your way, and Claire, go nuts.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:52 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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go nuts は,「気がふれる」「没頭する」という意味で,"in a nutshell" でも使われた nut です.
由来についてググってみましたが,ネイティヴでもよくわからないそうです.
同じような言葉に,go bananas というのがあります(フルハウスでも登場します).
ナッツ集めに夢中になったり,バナナばかり食べているチンパンジーのイメージなんでしょうか.

I think your ma has lost her touch.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:52 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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touch というのが面白いですよね.
うまく訳せませんが,センスみたいなものを言っているようです.

What's the matter? Can't you handle your ma? you wimp.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:52 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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handle は,日本語の「取っ手」(ちなみに,自動車のハンドルは,wheel)でもあり,
これを動詞で使うと,「操作する」「巧みにさばく」等の意味になります.
handle は,人には使わないイメージがありましたが,こんな表現も可能なんですね.

Okay, piano man. Why don't you show the wimp how to tickle those ivories.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:51 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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"tickle ivories" で「ピアノを弾く」です.
ピアノの鍵盤が象牙(ivory)でできていて(最近のはアクリル製らしいですが),ピアノを弾く動きが,それをくすぐっているように見えるのでこの言葉になっているのだと思います.
私は音楽をやっていましたが,確かに上級者ほど,鍵盤を押すというよりは,くすぐっているように弾くのがわかります.
ここでは,the wimp となっていますから,wimp は(さっきまで wimp と言われていた)ダニーのことを言っています.

No offence.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:50 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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No offence は口語でよく用いられて,「別に責めるつもりはないんだけど=悪く思わないでくれ」という意味です.
他にも,"Don't take it personally." などという表現があります.

From now on, we're really gonna buckle down.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:50 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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buckle down とは,「バックルを留める→きちんとする.真面目に取り組む」などの意味があるようです.
ちょっと感覚的にはピンときませんが.

We lost something. / Might that be your minds?
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:50 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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"We lost him (the turtle)." と言わずに,something といっている点が微妙です.
このようなことはよくあります.とりわけ,ネガティヴな意見を相手にいわなければいけないときなどは,いきなり話すと相手は傷ついてしまう.
そこで,"I have to tell you something." などとワンクッションおきます.something は本来中立的な言葉ですが,have to と切り出している時点で,悪い話だと予測できます).
仮にそうでなくても,「何か言われるんだ」と心構えができます.感覚的には,"I'm afrid that.." を聞いた直後の感情に近いかもしれません.

Guys, we're gonna turn this house upside down until we find that turtle.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:49 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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家をひっくり返せるはずはありません(あたりまえ).
日本でも,「ゴミ箱をひっくり返して」とか「重箱の隅をつつく」とか,実際はしない表現がありますよね.

We'll be right with you. We're having a little family problem here.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:49 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
: |
be with you で「あなたと一緒にいる」ですが,「同じ立ち位置にいる=同じことを考える」という意味合いで使っています.
後半の We're having は,問題解決の途中であるというニュアンスをうまく表現しています.

If you had four armpits and were an inch off the ground, how would you smell?
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:49 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
: |
DVD訳では「自分のにおいをかいでから言え」になっていますが,
「もしお前がカメになって4つの脇の下があって,地上から1インチのところを這っていたら,どんな匂いがすると思う?」といっています.
カメに脇の下があるのかは不明です(笑).

You've gotta understand we're right behind you no matter what you do.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:48 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
: |
we're right behind you という表現が素敵ですね.
we're rooting for you.(私たちがいつでも支えになる=応援しています)などの表現もあります.

We would like another shot at this, please.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:48 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
: |
shot というのは,弾丸などが発射した際の「一発」という意味のほかにも,試み(try)という意味で使えます.
そういえば,slot も似たような使い方が可能です.

We completely lost track of the time.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:48 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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lose track of the time で,「何時かわからなくなる」という意味です.
分解してみます.
lose track of 〜:〜を見失う,〜から気がそれる
lose track :見逃す,注意がそれる
track:軌道,路線,進路等

I double dare you.
投稿日 |
: 2014/03/20(Thu) 19:47 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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I dare you.(やれるものならやってみろ)が本来の文です.
dare も,double もともに動詞,副詞としての活用が可能なので,どっちが動詞だかわかりづらいです.
dare は助動詞としてよく使いますが,動詞としても使えて「あえてやってみる」という意味になります.
double は,ここではたぶん副詞として使われていて,「二重に=慎重に」ということだろうと思います.

Re: 004話(1-04) パパたちのおそうじ大作戦 :: The Return of Grandma
投稿日 |
: 2014/03/10(Mon) 18:48 |
投稿者 |
: いぬ |
参照先 |
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次回をお楽しみに.